※私の解釈を含めた説明になっていますことを、先にご了承くださいませ。
「インナーチャイルド」という言葉を聞いたことがある人は、比較的多いと思います。
それと似た言葉で「インナーパーソナリティ」と言うものがります。
これは「インナーパーソン」とも言われています。
目次
インナーパーソナリティは「内なる人格(キャラクター)」である
「インナーチャイルド」は簡単に言うと「内なる子ども」と言われる存在です。
この「内なる子ども」が、本当の気持ちや本音の象徴だとされています。
そしてその定義が「子ども」であると言うことです。
その定義と少し異なるのが「インナーパーソナリティ」です。
子どもという定義だけではなく「人格(キャラクター)」であると定義されています。
- 兄弟姉妹的な人格
- 父親的な人格
- 母親的な人格
- 先生的な人格
といった誰かを模倣したような人格もあれば
- 妄想好きな自分
- 内気な自分
- カッコつけな自分
- お調子者の自分
- 褒められたい自分
- 世の幸せを願う自分
- 計算高い自分
- 恨みつらみを抱く自分
- 拗ねる自分
- 怒りん坊な自分
- 泣き虫な自分
というような特化した特徴や性格・感情などの人格(キャラクター)が多岐に渡り、“自分”の中に存在するとされています。
時にいくつかの人格が重なり合うこともあるように、私は考えています。
このキャラクターを意識して書き出してみると、多くの人は10~30パターンほどは出せるそうです。
その44%がネガティブな人格で、56%がポジティブな人格と言われています。
いろいろ情報を見たところ、インナーパソナリティの数は数百はいるとされています。
インナーパーソナリティの定義
あくまで私が学んだ中での解釈ですが、
- 私達が大人になる過程(育つ環境・人間関係・情報・経験)の中で培った性質や性格
- 自分を守ろうとしているもの
- 自分を成長させるもの
- 自分を豊かにするもの
- 希望を見出すもの
であり「自分の人生を彩る仲間たち」と定義づけています。
インナーチャイルドとインナーパーソナリティへの対応
このインナーパーソナリティへの対応や考え方については、インナーチャイルドと同じであると私は考えています。
- インナーチャイルドか、インナーパソナリティーかを明確に区分することは難しい
- 区分することになんら意味がない
- 内なる子どもも、それぞれに人格を持っている
- どちらも自分の中に存在し、「観ようとしなくては観えない存在」である
と捉えているからです。
インナーチャイルドがお父さんの様に振る舞ったり、お母さんの様に振る舞ったりしているとも思えるんですよね~。

内なる自分をイメージしやすい方法を取り入れる
こういったインナーチャイルドも、インナーパソナリティーも1つの考え方です。
大切なのは自分自身との「建設的な対話」です。
インナーチャイルド、インナーパソナリティーと捉えることで「自分」を「客観視」しやすくなります。
それにより「自分と建設的な対話」が生まれます。
その結果ネガティブな自分も、ポジティブな自分も受け入れ、自分らしく生きることが楽しくなっていきます。
自分らしく生きられるので、幸福度も上がっていきます。
ですからインナーチャイルドと、インナーパソナリティーを分類することに意味はありません。
どちらも内なる世界のことなので、大切なのは「内なる自分」を観るときに、どう捉えることが自分にとってそれをイメージしやすいかです。
すべてを人格を持ったインナーチャイルドと捉えても良いです。
すべてを内なる人格者と捉えても良いです。
両方が存在すると捉えても良いです。
こう捉えることで悩みが深まるなら、他の方法を採用したら良いんです。
自分自身と「対話できる」ことがなによりも大切なんです。
インナーチャイルドのページも参考に御覧くださいね。
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