解決しようのない不確かなこと
人の悩みを大きく分類すると
- 健康(心身)
- 夢・将来
- 人間関係
- お金
になります。
あなたの悩みも、上記のいずれかに分類できると思いますが、いかがですか?
とは言っても、重なり合っているとも思います(^^)
そしてこれらのことを悩む時、悩みのベースになっているのが
自分自身の「考え方」です。
この考え方は、前提であり思い込みでもあり、刷り込まれた常識でもあります。
また自分の人生はこうなるといったマイストーリー(人生脚本)に則ったものでもあります。
例えば、
健康の悩みなら
こんな症状はおかしい。。このままにしていたら、あんなことになる…とか
私がこんな病弱なばっかりに、人生楽しめない…とか
夢・将来の悩みなら
私には夢もしたいこともない。この先どう生きたら良いんだろう?とか
夢を達成するには、この年ではもう難しい…とか
人間関係なら
どうしてこの子はいつまで変わらないの?この子の人生どうなるの?…とか
私が仕事ができないばっかりに、迷惑ばかりかけている…なさけない…とか
お金の悩みなら
今の収入はこれだけ…このまま行ったら路頭に迷ってしまう…とか
ついつい浪費ばかりしてしまう…人生計画ないってどうよ…とか
それぞれに、何やら不確かな「前提」などが隠されているんですよね。
そして
- 「前提」が事実を隠してしまう
- 「前提」が今できることを遠ざけてしまう
ということが起こっているんですよ(^.^;
このように前提をそのままにしておくことで「解決しようのない不確かなこと」を四六時中考えているだけになっているんです。
結構、建設的に考えていると思っていたとしても自分の枠をでないと、知らぬ間に、自分の枠の中に囚われ、ぐるぐるしてるということがあるんです。
これは金魚鉢の中を泳ぐ金魚のように、出口のない悩み方です。

悩みをよく観よう
今あなたの抱えている悩みが、どうなると良いと考えているのかをメモ紙で良いので、書き出してみてください。
実際にやらないと、何も変わりません!
行動することで、変化や気付きが起こります(^^)
とりあえず、書いてみてください。

悩み解決の必需品
悩みを解決する必需品は「観察」することです。
上記で書き出した文字を眺めてみてください。
どんな風に書かれていますか?
何を書いていますか?
何をわかって欲しそうですか?
曖昧なことを、具体的にしてください。
形容詞、形容動詞を具体的にしてください。
それって本当と言えるのか?と疑問に思ってみてください。
例えば
「幸せになりたい」と書いているのなら、あなたにとっての「幸せ」は何か?を書き出してください。
併せて幸せでないと、どうして言えるのか?それは本当か?と書き出してみてください。
例えば「子供に何を言っても伝わらない」と書いているのなら、「何を言ったのか?」を書き出してみてください。
併せて全てが伝わっていないと、どうして言えるのか?それは本当か?と書き出してみてください。
例えば「何をしたいかわからない」と書いているのなら、「今までしてきたこと」「したくないこと」を書き出してみてください。
併せて「したくてしてることがある」としたら何?と書き出してみてください。
1日に人は6万もの思考をしていると言われてるんです。
それらをちゃんと意識して観察することで、
- 前提
- 思い込み
- 常識
- 価値観
- マイストーリー(人生脚本)
があるのかが観えてきます。
金魚鉢から金魚を1つひとつのコップに移し替えて、観察するようなイメージです(^^)
- 上から
- 下から
- 右から
- 左から
- 近くから
- 遠くから
- コップを変えて
- 人に持ってもらって
いろんな観察ポイントで見ていくことで、その本質がわかってきます(^^)
すると漠然とした「解決しようのない不確かなこと」ではなくなり、「解決できる確かなこと(部分)」が観えてきます。
そして小さな1つひとつを解決していくことで、人生のコントロール感を自分に戻すことができます。
すると自信も育ちます(^^)
今日書き出してみて、すぐわかる人もいれば、わからない人もいると思います。
わからない人は、メモ書きを1日に数回眺めてみてください。
分析しようとしなくて良いです。
ただ、眺めてみてください。
そして、フト浮かんだ考えを意識してみてください。
「 どんなことを、つぶやいているか」を意識するだけで良いです。
それを止める必要もありません。
ただ、そういったものを観察してください。
するとある日、新しい考えや気づきが出てきます。
それをキャッチして、今できる行動に落とし込んでみてください(^^)